自動車抹消登録なら行政書士林美貴子事務所へ
※このページでは、普通自動車(大型特殊自動車、被牽引自動車を除く。)について記載しております。なお、軽自動車については、手続き方法や必要書類等が普通自動車と異なることがありますので、ご注意ください。
抹消登録とは、普通自動車(以下「自動車」という。)を一時的に登録から外す場合、廃車にする場合、輸出する場合に行う手続きのことです。
抹消登録の種類には、一時抹消登録、永久抹消登録、輸出抹消登録があります。
なお、軽自動車、大型特殊自動車、被牽引自動車等については、手続き方法や必要書類等が普通自動車と異なることがありますので、ご注意ください。
一時抹消登録とは、ナンバープレートと車検証を返納し、登録されている自動車の使用を一時中止する場合に行う手続きです。
一時抹消登録を行うことで、自動車税や自動車重量税が免除される、自賠責保険の支払いが不要となる等、経済的な負担を減らすことができるといったメリットがあります。
長期間自動車を使わないが将来的には自動車に乗る可能性がある場合には、一時抹消登録をすることにより、自動車税や自動車重量税が非課税となったり、自賠責保険の支払いが不要となったりするため、維持費を抑制できるといった経済的なメリットがあります。さらに、一時抹消登録をした自動車は公道を走れなくなりますが、再登録すれば公道を走ることができるといったメリットもあります。一方で、一時抹消登録を行った車は公道を走れなくなりますが保管場所を確保する必要はあるので、駐車場等の保管費用がかかるといったデメリットがあります。そして、公道を走るためには再登録の手続きが必要であること、車検時に納付済みの自動車重量税については還付されないといったデメリットもあります。
メリット
デメリット
これらのメリットとデメリットを比較検討し、一時抹消登録をするかどうかを総合的に判断することが大切です。
永久抹消登録とは、自動車を解体し(整備又は改造のために解体する場合を除く。以下同じ。)完全に使用しない場合に行う手続きです。
永久抹消登録をすると、その自動車を再登録することができなくなるため、老朽化した自動車や事故車等で将来的に使用する可能性が全くない場合には、永久抹消登録を選択すれば良いと思いますが、少しでも将来的に自動車を使用する可能性がある場合には、永久抹消登録ではなく一時抹消登録を選択することをお勧めします。
一時抹消登録と永久抹消登録の違いを理解しないまま手続きを行ってしまうと、後戻りできない状況になってしまうため、十分に理解した上で行わなければなりません。
輸出抹消仮登録とは、自動車を輸出する場合に、運輸支局等で行う手続きです。
なお、一時抹消登録されている自動車と一時抹消登録されていない自動車では、流れや必要書類が異なるため、事前に確認してから手続きを行うことが大切です。
※注意
このページでは、普通自動車(大型特殊自動車、被牽引自動車を除く。)について記載しております。なお、軽自動車については、手続き方法や必要書類等が普通自動車と異なることがありますので、ご注意ください。